いちぶんチャレンジド・ミュージカル〜障がいのある人を真ん中に、みんなで楽しくミュージカル!

チャレンジド・アーツ・ネット

チャレンジド・アーツ・ネット構想

私たちは、2005年以来、障がい児(者)を中心に、その家族や一般三世代市民が一緒になって創りあげる「チャレンジド・ミュージカル」公演を毎年1回実施し、多くの参加者と観客に大きな感動を生み出しています。

公演には、舞台芸術表現に魅入られた数多くの障がい児(者)が参加してきました。そして、若者を中心とするサポーターとともに、表現活動を通して驚くべき人間的成長を遂げています。

私たちは、能力と意志のある障がい者がもっと日常的に芸術活動を学び楽しみ交流を深めて、ひいては将来の職業として選択できる環境づくりが必要ではないかと考えました。

障がい者の自立支援の一環として、まずは芸術活動と交流を深め、また職業訓練の場となり、さらに職業化へと発展させる支援センター的役割を負い、全国や世界の人たちと交流していけたらと望んでいます。そして「障がい者を真ん中に!」、三世代市民の文化芸術活動の拠点へと発展させることで、「市民文化の花咲くまちづくり」に貢献できたらと願います。

今後、こうした展望のもとに、各分野の専門家の指導を仰ぎつつ勉強会を重ねていきます。

皆様のご参加・ご協力・ご支援をお願いします。

学習会報告

第1回 2008/03/04

10名くらいの参加でしたが、講師として協力していただいた「がじゅまる」センター長の朝比奈さんのきわめて明快な解説に刺激されて、学ぶことの多い会でした。

どこから手をつけていけばいいかもわからぬために、まず福祉の視点から理解していこうと設定したテーマでしたが、どこにも有能な専門家はいるものです。朝比奈さんは自立支援法の意義と目的をきわめて明確に、そして要点のみを簡潔に、福祉のいろはも知らぬ私たちに語っていってくれました。

そもそも、チャレンジド・アーツ・ネットとは何か?について、もっと議論を深めていく必要があるのですが、空論や理想論に流れるのを嫌って、今回はまず現実的枠組みを学ぶことからはじめた訳です。自立支援法をどのように有効利用して施設運営を図ればいいか、まずはその大きな枠組みを学んだことでした。

私たちがこれから交渉する相手は市川市です。市では平成21年度から福祉事業の見直しに入るために、施設開設の構想は今年度秋までには固めねばなりません。学習会もテンポアップしていくことになります。

前回(3月4日)は、事業の大枠を理解するために、福祉事業の仕組みと補助金の概要を学びました。

今回は、「そこで何をやりたいか? どういう施設にしていきたいか? 基本課題は何か?」という基本構想に関わる設計議論をワークショップ形式で紡いでいきます。

「バカみたい! できるわけないじゃん! どうせ夢どまりよ!」といわれようが、「面白い!」と思えることをどんどん提起して、白地図に夢を描いていきましょう。

関心のある方ならどなたでも参加できます。ぜひ一緒に夢を描きましょう!

勉強会は、毎月1回開催の予定です。今後9月ごろまでに基本構想を立ち上げ、具体的活動へと発展させていきます。

第2回 2008/04/07

テーマは、構想の模索です。「そこで何をしたいか? どんな施設にしたいか?」をアトランダムに出し合うワークショップ形式の議論の中から、次のような構想が浮かび上がりました。

1. 2事業の区分けと同居

前提として、縦割り行政の現状に対応するために、福祉の自立支援法の適用を受けるための「障害者自立支援施設」(週内9時〜17時)と「一般市民の文化交流施設」(週内夜間と週末)とを区分けしたうえで、上手に使いこなします。

究極の目標は、障害のある人もない人もともに楽しむ市民文化芸術活動と交流、人材養成の拠点でとなることです。

運営を安定させるために、収益事業も行います。対象は幼児から一般の三世代市民です。

では施設にご案内しましょう。

2. 建物の1階にはお店があります。

飲食喫茶と物販と交流のスペースです。誰もが自由に気楽の出入りできるにぎやかな社交の場ともなり、障害者の雇用促進の場となります。17時からはアルコール類も提供されます。

3. 隣りは事務所です。

広報発信、マネージメント、活動支援、障害者芸術の研究、といった業務をこなします。

また将来的に誕生するチャレンジド・ミュージカル劇団、大道芸集団、職業芸術家集団のマネージメント業務をこなす事務所となります。ここで多くの若者が市民文化芸術活動の研修を受けて育っていきます。

4. もう1室か2室・・・託児とペット預かり、来訪者の送迎を担う部門があり、もちろん多くの従事者を雇用することになります。

5. 2階は2つのフリースペースになります。

 大きなスペースは舞台芸術の訓練場であり、障害者と健常市民の舞台芸術(ダンス・歌唱・演技等)の活動、教室、養成事業、交流の拠点となります。

もう一つのフリースペースは作業場となり、絵画、絵本、工芸、手芸、農作業、衣装、等の文化的事業が独自に展開されます。

そして必要に応じて、一つの大きな空間となり劇場と化します。この劇場は障害者舞台芸術の拠点となり、ロングラン公演や世界中の市民との交流発表の場とも鳴ります。

6. 別棟には、障害者を中心とする共同生活の場が併設されます。

潜在能力を長期的に開発するために、小さなうちから生活  をともにしながら、芸術活動に励み、自立への道を模索していきます。また研修所の宿泊施設でもあります。

7. 農地や工場との連携を深めて、障害者による生産活動の拠点を確保し、市場マーケットの開発、販売を行います。

8. 将来的に障害者を中心とした専門劇団・芸術集団を結成し、そのための指導者研究と交流の場ともなります。

今のところ以上のような構想に膨らみました。なんて面白い構想でしょう。 いかがでしょう? お笑いになりますか?

次回、第3回学習会は、この構想を現実的な段階から整理しなおしましょう。

また、そろそろ具体的に物件、土地の探求に力を注いでいきます。具体的な情報をお寄せください。具体的なめぼしがついたところで、どう資金を確保していくか、どういう施策に絡めて事業提起していくかを検討することになるでしょう。

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